愛犬の手作り食で春夏秋冬を感じられる

ご飯の食べにムラがあった子犬時代、何とか食べてもらいたいと様々な方法を試していました。
普段はドライフードのみを与えていたのですが、食べない時は市販の缶詰を混ぜたりドライフードにふりかけをかけたりしていました。
それでもなかなか食べてくれず困っていたのですが、何故か人間の食べ物にはとても興味を示し食べてくれるのです。

試しに手作り食をあげてみようと思いました。
昔はご飯に味噌汁を混ぜたものを犬に与えている光景がありました。
しかし人間と違って塩分や糖分を抑えたり、犬が食べてはいけない食材もあるので勉強してから作るようにしました。
また栄養のバランスを考えたり、自分が継続して作り続けれるレベルの手作り食にしないといけないと感じていました。
はじめに作った手作り食は、鶏肉が好物なようだったので鶏肉を一口サイズにカットして水と一緒に煮てみました。

それを与えると今までとは違う食いつきで全て食べてくれたのです。
久しぶりにまともにご飯を食べてくれてとても嬉しかったです。
鶏肉だけでは栄養が偏ってしまうと思い、次は人参とキャベツも一緒に茹でて与えてみました。
すると野菜も問題なくぺろりと食べてくれたのです。
しかし毎日同じメニューだと飽きてしまうようで食べてくれない日もありました。
そんな時は違う野菜を茹でたり鶏肉を牛肉にしてみたりと変化を与えてみると、新しいものに興味があるのか再び食べてくれるようになりました。
おかげで体重も増えてくれて手作り食を試してみてよかったと思えたのです。

また手作り食を作ってみて思ったことは、犬のご飯なので味付けを一切しなくてよいことがとても簡単だと思いました。
人間の料理を作る場合は味付けによって美味しさが左右されてしまうことがありますが、犬の料理はどれも簡単で成功できるのです。
季節に合わせた食材を使うことで、犬も一緒に春夏秋冬を感じることができているのではないかと思えて嬉しかったです。