愛犬のしつけは忍耐力が必要だと思います

生後5ヶ月の柴犬のオスが我が家にやってきました。
柴犬は飼い主に忠実で賢いというイメージで、人気犬種ランキングでは常に上位にいます。
とても飼いやすいのだろうと思っていたのですが、それは間違った情報だと知りました。
柴犬の育て方を調べると、とてもしつけが難しい犬種で飼育放棄してしまう人も多いという言葉を目にしました。

犬のしつけで必要になるのがトイレの場所を覚えさせることです。
やはり最初はそこら中にしてしまうので、ソワソワと怪しい動きをした時にサークル内にあるトイレシーツに連れて行くようにしました。
何度もしつけを繰り返し、次第に自分でシーツの場所に行けるようになりました。
しかし大人になるにつれ柴犬は外でトイレをする習性が多いようで、家の中では絶対にトイレをしなくなりました。
そのため限界まで我慢してしまうこともあるので、何度か外に連れて行くように心がけました。

トイレのしつけよりも難しかったのが、甘噛をすることでした。
子犬の頃はとにかく人や物を噛んでいて、常に手のひらが傷だらけの状態でした。
甘噛といってもかなり強さがあり痛いので、家族以外の人を噛んでしまったら大変だと不安になりました。
噛んだときはすぐに低い声で怒ることを心がけました。
それでもめげることがないので、犬用の噛み防止スプレーを利用することにしました。
犬にとっては苦い味のするスプレーなので、とても嫌がりその時は噛むのを止めるようになりました。

しかし大好きなガムのおやつやお気に入りの玩具を持ってしまうと、急に独占欲が出てしまうようになりました。
取り上げようとすると飛びかかってきて本気噛みをするので、何度も出血することがありました。
大切な物を守ろうとするのは犬の本能なので、こちらはガムや新しい玩具をなるべく与えないようにすることで噛まれ防止するようにしました。
大人に成長するつれ、甘噛することも減少したり家の中でお漏らしをすることがなくなりました。
しつけは根気が必要ですが、投げ出さずその犬にあった方法を見つけるといいのだろうと感じています。