犬のトリミングって、もしかしたら自分でもできるのではと思ったんです。サロンに連れて行くのも大変だし、家でできれば家計的にも助かると思いました。
とりあえず、長く伸びた毛をバリカンで整えればいいと思って人間用のバリカンを使ったんです。そうしたら、犬がかなり暴れて苦労しました。どうやら、毛が絡まってしまったようで痛い思いをさせてしまいました。そこで、ペット用のバリカンを購入してきて、いざスタートしたんです。

でも、想像以上に大変でした。まず、最初の後悔はブラッシングをおろそかにしてしまった事です。表面だけのブラッシングでは、根本の絡まりまでは解けなくて結局は途中で止めて丁寧にブラッシングする事になりました。
でも、だんだんコツを掴んできてこれなら楽勝と思っていたら難関がありました。それは、顔周りです。顔周りは小さな犬用ハサミでしたのですが、すぐに犬が振り向いちゃうんです。きっと、見慣れない物を近づけられて驚いたのでしょうが、急に顔を向けるので何度も危ない思いをしました。

結局、おやつを与えてその隙にしたのですが時間が限られているため不揃いになってしまいました。そして、オスを飼っている方なら誰もが苦労すると思うのですが、睾丸の周辺がかなり厳しかったです。手元が少しでも狂ったら大惨事なので、慎重に慎重に行いました。
すべて終わった後、周囲を見回すと毛だらけになっていて後片付けも大変でした。事前に、シートを敷いておいたりしておけばよかったと後悔しました。それでも、短い毛となった愛犬はスッキリしていてホッとしました。

犬のトリミングをする時には、事前に色々と準備しておく事が必要だと改めて思いました。そして、できれば浴室の近くでする事も重要です。
玄関でカットをしたがために、浴室に向かう道中にはかなりの毛が落ちていました。
トリミングの時間よりも、後片付けの時間の方がかなり時間がかかってしまいヘトヘトになってしまったんです。