愛犬がお手入れを嫌がったら

犬のなかには、お手入れが大好きという子もいれば、お手入れが大嫌いという子もいます。この場合、どうしたらいいのでしょう。
そこで、お悩みごとに解決する方法を紹介します。

・ブラッシングを嫌がる

犬が、ブラッシングを嫌がる理由はいくつかあります。たとえば、過去にブラッシングで痛い思いや嫌な思いをした場合です。この場合、犬は嫌がってなかなかさせてはくれません。ブラッシングの時には、優しく声をかけながらそっと優しくしてあげましょう。痛くないとわかれば、犬も安心してブラッシングをさせてくれます。
また、コームが大きい事でストレスになってしまう可能性もあります。使うコームは犬の負担にならないようなサイズを選ぶようにしましょう。

・タオルの使い方に注意

間違いやすいのが、タオルの使い方です。泥で汚れたりすると、どうしても乾いたタオルで拭いてしまいます。ですが、乾いたタオルというのは犬の体にも負担を与えてしまいますし、汚れも綺麗に取れないのです。逆に汚れをこびりつかせてしまうため、後で大変な作業になってしまいます。
犬の体を拭く時には濡らしたタオルをよく絞ってから使うようにしましょう。

・シャンプーを嫌がる時には

シャンプーを犬が嫌がった時には、無理にする事はありません。
無理にシャンプーをしてしまうと、犬はシャンプーって嫌なものだと記憶してしまいます。
最初は、シャンプーを洗面器などでお湯に入れて、優しく撫でてあげるように洗ってあげるといいでしょう。
そして、慣れてきたらシャンプーをするようにしましょう。
そして、良かれと思って熱いお湯をかけるのは危険です。人間と犬は、感じる温度には大きな違いがあります。お湯は、人間からすると少しぬるい程度が理想です。
だいたい、37度前後を意識するといいでしょう。
いきなり頭からではなく、足や胴にかけて様子を見ながらしてあげるといいでしょう。

お手入れが苦手な子には、オモチャなどを使ってできるだけ楽しんでお手入れさせてくれるように意識する事も大切です。