愛犬のためにも早期のしつけは大切です。

犬と暮らす生活が10年以上続いています。最初は子供が欲しがったのがきっかけで取り敢えず飼い始めましたが、今は家族の一員として一緒に生活をしている感がします。その間に犬は、3代入れ替わり、可愛がっていく犬が老健になり、死んでいくのを目の当たりにするのは大変つらい物があります。そのたびに、もう犬を飼うのはやめにしようという思いになるのですが、しばらくすると家族が一人いないという思いになります。

結局犬が家にいないという時期はほとんどなくて。今に至っています。犬を飼う上で、いろいろと気にしないといけないことが沢山あります。食事、病気対策のワクチン接種等があげられますが、真っ先に来るのは、家族の心得を犬に教え込むことです。いわゆるしつけをきちんと施すことが大変大事だという風に感じています。

特に大型犬よりは中型犬、小型犬に関しては、きちんと教え込まないと、家の中でもコミュニケーションがうまく取れないし、外に出たときに飼い主として恥をかくだけでなく、他人に迷惑をかけることもあるからです。流石に野良犬のように他人にいきなりかみつくような飼い犬は見かけたことがありませんが、高齢者の場合、近づいて吠えられたことで転倒するようなこともあるので、気を付けたいものです。私の家では大型犬が最初で、小型犬、そして今は大型犬を飼っています。大型犬は、外部から攻撃を受けることが少ないから穏やかにしてられますが、小型犬の場合は攻撃されると体が小さいから専守防衛ということがDNAに書かれているような気がします。飼い犬もルーツは野生犬ですから、極めて自然なことではあります。

私の家の小型犬は、家の中でも最初はいつも構えを崩すことがありませんでした。散歩に行っても飼い主の人間より先にどんどん行こうとしました。また同じような散歩している犬を見かけると、必ず狂ったように吠えるので大変困りました。家の中で、上手くコミュニケーションは取れるようにはなりましたが、外に行くと勝手放題、やり放題で困っていました。その為に、犬猫病院の紹介でトレーニング学校を教えてもらいました。

1週間に一回、通うことを始めて2ケ月経過した頃には、きちんと散歩するようになり、飼い主の横をつかず離れずで進むようになりましたし、よその犬に攻撃的に吠えるということも無くなりました。そのことが犬にとっていいことなのかどうかはわかりかねますが、犬なりに食物連鎖が横行するジャングるで生きているのではないことを知ることは犬のメンタル的には良い事だと言われています。