わんちゃんよりも下に見られないしつけとは?

かわいい愛犬と友好的な関係を築くうえで1番大切な事はしつけではないでしょうか。
しつけで難しいのは人間の言葉が通じないわんちゃんにどうやったら「あなたより私(人間)の方が偉いんだよ」と分かってもらう事ができるかです。

一度順位を下につけられてしまうと、その後覆すのは簡単な事ではありません。
だからこそまだ小さな子犬の内にしっかりとしつけておく事がそれからの長い生活を一緒に送っていくうえで
大事になってきます。
まず最初に教える事はトイレの場所などになると思うのですが、わんちゃんのおしっこの匂いがついているものをトイレの場所に置いておく、成功したらおもいきり褒めてあげる事で「ここでトイレをすると褒めてもらえるんだ!」という成功体験をできるだけたくさん積ませる事がわんちゃんの自身にもなりますし、飼い主を信頼してもらう大きなきっかけにもなります。たとえ成功した後に失敗してしまったとしても怒ってしまってはいけません。

わんちゃんも人間と同じで何度も失敗を重ねて段々と成功できるようになっていきます。
いきなりたくさんの事を覚えさせようとせずにひとつずつ教えてあげましょう。
食事の際に「お座り」や「待て」といったしつけを一緒に教えてあげる事で他のわんちゃんと触れ合った時に友好的な関係を築く事が出来る様にしてあげるのも飼い主の大事な仕事の一つです。
それに加えて無駄吠えや遊び噛みをしない様に練習するのもしつけの中で重要な事のひとつです。

吠えた事に対してただ「ダメ!」と反応してしまっては遊んでもらえるんだ!と間違った解釈をさせてしまい無駄吠えの助長につなげてしまいます。
大変ですが吠えても無視をする、体をぐっと抑えて低く落ち着いたトーンの声で「ダメ」と𠮟る事が大切です。
トイレのしつけなどと比較して無駄吠えや甘嚙みのしつけは根気の必要な長期間のトレーニングが必要になります。

そしてどのしつけでも共通しているのがわんちゃんそれぞれの性格に合わせて方法を試行錯誤してあげる事。
あなたの愛犬に即した方法でマナーを教えてあげてくださいね。